ヴァイオリン日記
2004年01月19日〜2004年02月25日

2004/02/25(水) 指体操も
 最近は自宅で練習するときも、一応教室で習っているときをなぞるように指体操からはじめてみている。
きついわりにイマイチ必要性を感じられなかったのでサボっていたのだが、どっちにしろ今まで約半年やってきてこの指体操が楽になったという気がまったくしない。
だったらこれってちょっと大事なんじゃないの?という事でやってみる。
人差し指や中指は全然平気だけど、薬指や小指はめっぽう辛い。
チョットだけ「教室でやってるときに良い音が出ている気がするのは、ウォーミングアップをしっかりやってスケールもやりこんでから曲っぽい練習に入るからなんじゃなかろうか」と思ってみたり。
今日はちょっと良い音が出ていた気がした。
2004/02/21(土) 
 教室で失態を三度。うち一つは楽器を持って帰り忘れたこと。帰り途中で階下の本屋に寄っていたのですぐ取りに帰ることが出来たのは幸いだったけど。

最近「これが駄目だ」と感じるのは、元弓での返し。上げ弓から下げ弓への切り替えである。
先弓での返しは上手くいくのに。というか基本的に細かい動きは先弓のほうがやりやすい気がする。キーキキキキ、と弾くところを元弓だとキーキ、キキ、キとわずかに空いてしまう。
なんとなく元弓のほうが細かいコントロールは苦手なんだろうなあというのはわかるので、気をつけていればそのうち良くなるだろう。

あと、最近ヴァイオリンをケースから取り出すと音が高くなっていて、しばらく放置すると音が以前あわせた高さに戻っているようだと思っていたのだが、これは乾燥のせいなのだそうだ。
夏場に乾燥剤を入れるのは知っていたけど、冬場は湿り棒などというものを入れるらしい。
うーん、買った本ちゃんと読んでないなあ・・・
それからもう一つ気にしていることは、左肘の位置。E弦とか引いていても気を抜くとかなり内側に来ていて手首が曲がっている。まっすぐの位置が良いらしいので気をつけなくては。
2004/02/18(水) 
 疲れたりしていて月曜火曜と練習をサボってしまった。
その間に「これ弾いてよ」とニューシネマパラダイスのサントラを渡される。
この映画のテーマ曲って「Childhood and Manhood」ですよね?
いや、てゆか他のタイトルの曲にも同じメロディが出てくるな・・・
Toto And Alfredoがヴァイオリン旋律だからこれできればいいのかな?
なんか1stポジションではできなさそうなんだが・・・
ちょっとやってみたら指が攣りそうな感じ。最初の方は1stPosでなんとかできるみたいだけどむずかしそう・・・
もしかしてチューニングが恐ろしく違うとか?A=443Hzじゃ合わないのかな
2004/02/14(土) 
 最近はっきりわかるようになったことは、「疲れているときに練習してもあまり効率が良くない」という事。実際集中できないし指も回らないしボーイングもメタクソだし。
体調整えるのもバヨラーの使命でしょうか。
今日は調子がよく、自分にしては良い音が出ていたような気がする。気がするだけかもしれないが。
山野の百本展は3月半ばらしい。当初の目標より予算が少ないけど、やっぱり早くアコースティックバイオリンが欲しい。
予算の範囲で選び倒してやるぞ待ってろ百本展。
2004/02/08(日) 調子の良い日
 今日はやけに指が自由に動く気がする。こうしてタイピングしている指もえらく調子が良い。多分ここしばらく疲れていたせいもあったんだろうと思ったり。
と、左手の指の動きは良かったがボウイングがそんなに良くないのかノイズが目立って聞こえたり。

世界の車窓から、の耳コピをちょっと進めてみたら今まで間違っていたことに気づいた部分があったり。一オクターブ高く、と思うとちょっと難しい。
2004/02/07(土) がさつな練習
 今日授業が始まる前にちょっとスケールの速弾きみたいな事をしていたら
「右手と左手ずれてますね。その練習はあまりよくないかもしれません」といわれる。
終わってから「どうしてよくないのか」と聴いてみると
「うーん、がさつな練習っていうか」というお答えを頂いたり。
ようするに雑な練習をしていると悪い癖がつくみたいなことだというお話。
アマチュアはそんなこと気にしなくてもまあいいかも、とは仰られるものの、わかっていてわざわざ下手糞になんかなりたくないのでこれから自粛することにしようと思った。
「速く弾いてうまくできないようなら、速く弾くの一回につき10回ゆっくり練習しなさい」というのが先生の習ったことだそうで。
筋が通ってる話なので真面目に受け止める。速い曲を無理に弾こうとしたりするのはよくないのでもうちょっと一音一音を大事に丁寧に練習することを忘れないようにしないと。
今日の格言:急がば回れ
2004/02/03(火) 
 地味に地味に経験値が溜まって行く感じで上達する。この前始めたスラーで一の指から四の指まで順に落としてまた上げるという音階、以前より若干同じ間隔で指を下ろせるようになってきた。
素早いスケールはそれほど上達した感じがしない。これは両手のタイミングの問題もあるから実に難しい。
目を瞑ったままG Majorのスケールをあまり外さないでできたのはちょっと自分でも感心。自分の音感が確かなら、であるけども。
この日記、自分で自分を褒めるような日が多いが、これってプラスかもしれないと思ったりした。
2004/02/01(日) 
 昨日今日とちょっと時間が取れなくてながら練習なのだが、スケールやるときにスタッカートを織り交ぜたメロディでやるようにしてみたりしている。
ちゃんちゃかちゃーちゃんちゃかちゃーとかそういった感じのリズムだ。
ついでにG線から初めてE線の2の指で終わるスケール(なんだったっけか)の戻りの時に、A線で2の指が上がる、という苦手なところをやったりする。

2004/01/30(金) 
 今日は音程感が非常に悪い。ついでにボウイングもなんか駄目な感じでいつもより多くスケール(?音階)をやってみたがあまり改善しなかった様子。
こんな日もあるかと思いながら1時間練習したが、調子の悪いときはあまり楽しくなかったりする。明日は良くなっていると良いなと願いたい。
2004/01/29(木) 
 最近気に食わなかった音、弓を張りすぎていたせいだというのが確信に変わる。
レスポンスのよさを求めて気づかないうちに張りすぎるようになっていたのだなあ。
日曜の日記に書いた事は間違っていたわけだ。正しかったのはHさんてこと。

ヴァイオリン・ウェブの掲示板が意外と活発なことに気づく。自分が思っていたことと同じ事を書いてる人を見かけたり。
ヴァイオリンは寝ている間に上手くなるとか。
僕もその考えは賛成。筋肉が寝ている間に発達するのと同じで、ヴァイオリンも神経と筋肉の最適化が行われるのは同じく寝ているときということじゃないかと。起きている間に練習によってそこそこの刺激を与えると、寝ている間にチューニングされるわけだ。
僕はこの刺激の量は1時間から2時間がもっとも効率良い練習量なんじゃないかと思ってみたり。ポアソン分布みたいな分布図を描くと合ってるかもとか勝手に思ってみる。
筋力トレーニングも鍛える部分を意識して鍛えると発達しやすいという話も聞くし、同じように気を使って練習した部分は上達するんではないかと思ってみたり。
ええと、何が言いたいのかわけがわからなくなってきたけれども、要するに寝るのは毎日なのだから毎日そこそこの練習をするのがまとめて練習するより良いだろうという判断、多分間違ってないよねというか一般的にそう言われているなという確認だったりする。
2004/01/28(水) 
 本日のちょっと変わった練習は、喜びの歌とオーラリーをD弦から、G弦からで弾いてみる練習。
調が変わるけど問題なく弾ける。ただやはり反発があるので普通に弾くよりは練習になるかも。
昨日まで不満だった低い弦の音がマシになる。無駄な力が少し抜けただろうか?
多分歌モノばかりテンポを意識して音を意識せずに弾いていたのがいけなかったのだろう。
基礎をおろそかにしないようにと気をつけながら好きな曲もごちゃごちゃやってみる。
音階を弾いて若干器用度の上昇を感じる。特訓の成果が出ているようで少し嬉しい。
2004/01/27(火) 
 今日の特別練習はメトロノームに合わせて音階の練習。リズム感の強化ですな。
テンポ200くらいはなんとかなるけど210あたりでちょっときつくなり正確に刻めなくなる。
普通のメトロノームは電子メトロノームより良いというような話を高校のときに言われたけど理由は忘れてしまった。むしろ電子メトロノームは小さいしゼンマイ巻かなくて良いし180以上のテンポにも対応してくれるし良いこと尽くめだと思うのだが、振り子の振れる途中経過を見れないのがいけないのだろうか。
あいかわらず自分の音に不満。もっと良い音で弾きたいなあ。
2004/01/26(月) 内面
 土曜日のことですが、ライブの感想とかの話を教室でして居ると「前の方で咳してる人いましたよねえ」と先生が仰るので、「うーん、ちょっと参りますよね」と返事すると、
「いえ、そうじゃなくて。お風邪なのに聴きにきていただいて申し訳ないなあと思って」
と仰られる先生。自分の器の小ささにがっくり_| ̄|○となったり、先生の優しさに心打たれてみたり。
ヴァイオリンに限らず、音楽をはじめとして芸術は作り手の心が大きく反映されるそうだという話をどっかのヴァイオリンのサイトで読んだ。詳しく言うとどっかの教室の先生がそう行ったのだそうで、性格が悪いと演奏に出るのだそうだ。
内面を磨かないときっと良い音は出せないのだろうなと思ってみたり。

昨日は徹夜で遊んでいたので帰ってきて寝て起きて、平日に練習するような時間に一時間ほど練習。
教室で「弓を強く張ったほうが弾きやすいです」という話をすると「安い弓ですからねえ」と言われる。H川さんの持ってきているアコースティックヴァイオリンと弓はそんなに高い部類にはいるものじゃないらしいが、弓は楽器に対する比率としてはけっこういいものらしく弾きやすいと仰っていた。通常は楽器の半値くらいが目安というけども、楽器と同額くらいになるわけだしなあ。
「弓を緩く張ったほうが良い音が出る気がするんです」とはH川さんの談。とても僕の弓ではそんな感じがしない。良い音云々以前に隣の弦に当たってしまったりするし。
3月にあるという楽器展ではかならず弓だけでも買おうと思う。
BGMはライブの日からずっと「アコースティックアストゥーリアス:Bird Eyes View」
2004/01/23(金) 基礎練習
 昨日の先生出演のライブを聴いてがぜんやる気が出てくる。あんな風に弾けるようになりたい、というのはいささか高すぎる目標だけど。
最近自分の音が気に食わなくなってきたのでスケールの練習をやる。多分音が良くないなと思うのは基礎がおろそかになってきたからじゃないかと思って。
でも調弦がイマイチなのか、綺麗につながる気がしない。頭の中の音が狂っているのか。
2004/01/21(水) お休み
2004/01/21(水) お休み
 なんだかちょっと疲れてる気がするのでソコソコの練習で楽器をしまう。
疲れてるときに無理すると良くないのだろうなあとちょっと言い訳。
明日は先生の出るライブがあるので体調を整えないと。
2004/01/19(火) HP公開
 気がづくと予定の一時間を越えて練習っていうかヴァイオリンで遊んでいた気がする。
ひさしぶりに練習になりそうな事を発見。
弓を切り返さずに人差し指、中指、薬指、小指と下ろして行って再び小指から離していく動きで音階の練習。
指を下ろす位置がずれると綺麗な音階にならないし、しっかり押さえないとこれまたいい音が出ない。人差し指、中指あたりは良いが小指はかなりきつい。
しかも下ろすタイミングも大事なので器用度アップな感じ。取り入れてみる。



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